先行者だけが勝ち組になれる時代

昨今のネットビジネスは先行優位でたまりません。先行者がほとんどのシェアを独占してしまって、後発者が美味しい蜜を吸うことは許されません。だから、ネットビジネスを起こすのであれば、新しいアイディアを軸に据えすべきであって、儲かっている人たちを真似てみたところで失敗は目に見えています。イノベーターだけが勝ち組で、後追いする者はすべからく負け組です。どうも、それが昨今の世の中の摂理のようです。

私が最近面白いなーと思ったイノベーターは、東大大学院の出身者たちで創立されたチームラボというベンチャー企業です。彼らは一風変わっていて、デジタルアートを商品としています。情報社会におけるサイエンス・テクノロジー・アートです。デジタルアートが商売になるわけない。古式ゆかしい良識人なら、そう訝ることでしょう。しかし、彼らは現に成功しているのです。今や社員を400人も抱える会社です。彼らは誰も見向きもしなかったデジタルアートという分野にいち早く注目し、それをビジネスとすることによって、現在の盛名を築き上げたのです。まさにイノベーターです。まさに先行者です。今や世界的にもデジタル・アート=チームラボの等式ができてしまっていて、似たようなことを後発組がチャレンジしようとしても、知名度に劣る彼らは必ずや苦戦を強いられることになるでしょう。情報社会においては、知名度こそが武器です。ネットビジネスの基本は集客と言われていますが、知名度があるからこそ集客できるのです。そして、知名度はイノベーターが独占してしまう時代なのです。すでに大きな市場ができあがってしまっている分野に、後発として乗り込んでいっても、グーグルのトップページには先行者の名前が堂々と鎮座します。そして、人々はグーグルのトップページを信仰していますから、そこに表示されないものに思いを馳せることなどしないのです。

リードすべきか、フォローすべきか。もはや答えは明らかです。リードしなければ認識すらされない時代です。もしもネットビジネスを起こしたいのであれば、新しさを売りにするしかありません。市場の小さなニッチではなく、大きな市場を新たに開発するようなイノベーション…。ネットビジネスを興そうというのならクリエイティブでなければならないのです。

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